ユニクロは17日、ドイツの有名ファッションデザイナーであるジル・サンダー氏と商品にかかわるデザインコンサルティング契約を結んだと発表した。世界のユニクロ店で販売する商品全体をサンダー氏が監修。商品の完成度を高め、おしゃれにこだわる女性層を中心に取り込む。 サンダー氏のデザインした独自商品も発売する。ジャケット、スカート、外衣などを10月をメドに女性用で50種、男性用で15—20種を開発する。高級素材を使い、現在のユニクロ製品より「若干価格が上がる場合がある」(勝田幸弘執行役員)という。 サンダー氏は高級ブランド「ジル・サンダー」の創始者。無駄のないシンプルなデザインで知られる。1999年にイタリアの高級ブランドのプラダに売却後、同ブランドを離れた。コンサルティング会社を新設しユニクロと契約した。契約額、期間、事業規模などは非公表。
伊高級服飾ブランドのプラダの日本法人、プラダジャパン(東京・港区)は14日から、主力商品を約1割値下げした。対象は バッグのほぼすべてと、洋服など他の商品が4分の1程度。百貨店内や路面店など全38店で実施中。主力商品をほぼ一斉値下げするのは初めて。昨年からの 円高差益を還元し、本格化している春夏商戦で販売てこ入れを目指す。 プラダのバッグは日本の売り上げの約6割を占める。主力商品の平均価格帯は20万円前後。景気後退で高級ブランド品の買い控えが広がる中、店頭に春夏物がそろい始めた時期に合わせて値下げし消費を刺激したいという。 昨秋以降、国内で先行値下げしている仏ルイヴィトンなど他の海外ブランドに対抗する狙いもある。